
空燃比を見る為に回した結果として、アイドリング付近は激薄で14~16付近で少し開けた3000rpm辺り迄が極端に濃くて9~11、其処から上がまた極端に薄い15~17、8。

ただ、この振動はキョーレツ過ぎだと・・・、もちろん国産車と比べての話だが「よくこれで峠を走れるねぇ・・・。」と感心された。

実際の走行でこんな全開をする事は有り得ないので、オイルタンクの蓋が浮き上がってオイル吹いたりとなかなかスリリングだった。
振動ゼロはムリとしても5000rpmからの振動を少しでも軽減が出来ればもう少し上も使える様になるかも。
今回、全開域で「燃調が薄いにも拘らず振動が増える」と言うのが解っただけでも大収穫。
点火時期、マフラーなども含めて思い当たる部分の改良を進める・・・。
このトルクカーブグラフと燃調マップ、点火時期マップを比較していけばある程度の目安にはなるので「やって見るモンだ」と改めて納得。
このグラフで一番トルクが出ている回転数は4200rpm、谷の部分が3500rpmになる。
谷の部分を燃調マップでみるとここだけ極端に薄くなってるのが解る。
しかし、今回の計測で馬力云々の事よりも「出力ピーク回転数が6200rpmより上」と言うのが一番の驚き。
あと、フラットなトルクカーブを見て「どうりで楽チンな訳だ。」と改めて思ったり、滅茶苦茶な燃調でも「80ps」ってある意味スゲェーと人事の様に感心したりして・・・。
危ない思いをしなくて目で見れるっつーのはとっても便利!!