なので、
FRP製品を例にするのが一番解りやすいので赤のエアダクトの作業工程を例に挙げると、
○ 実際の車両を使って採寸。イメージ通り収まるようにベースを型取り。
○ それを元にマスターモデルをすり合わせしながら製作。
○ 出来上がったマスターモデルを使ってメス型を製作。
○ メス型に張り込んで固まったらメス型から抜く。
○ 塗装
めちゃくちゃ簡単に書いたが、これだけの中で費用がかかる事として、
○ マスターモデル製作費
○ メス型制作費
○ 製品制作費
○ 塗装代
こんな感じで製品と塗装代以外に金が掛かる項目が二つ増える。
例えば、
○ マスターモデル ¥10000
○ メス型 ¥10000
○ 製品 ¥10000
○ 塗装 ¥10000
だとすると、
同じ物を100個作るとすればマスターモデルとメス型費用が100で割った金額で済むから、
製品+塗装+¥100+¥100=¥20200
となる。
これが単品製作だと単純に、
¥40000となる。
だから「一品物=ワンオフ」は高価。
既存の物よりも安くても倍、3倍以上が普通。
ちなみに既存のパーツに穴開けたり削ったりの加工した物は「パーツの加工」だから「ワンオフ」とは言わない。
だから既にパーツとして存在する物であればそれを買った方が当然安いし、少し形を変更したいと言うのであれば、買ったパーツを元に手を加えた方が(可能であれば)良い。
アルミの削り出し製品の場合も、通常は材料費と加工費以外に設計費が上乗せされる。
お金に余裕があったら「わんおふ」してもらいましょう。