それでも、ホイールトラベルとサスストロークからトルクアームとリンクを図面に起こして決めたのだが、何しろボルトオンを大前提にしてるので、さすがにリンク周りには若干の無理がある。
サスペンションの置き場はここしかなく、そうすると本来ならスイングアームでサス直押しするのが一番簡単。
でも、そうすると全長が短くてストロークが長いサスが必要になってくる。
ここでスケベ根性が出てどうせやるならリンクを入れようと思ったのが運のつき。
さすがにレバー比や、スプリングの設定等は、実際に走って見ないと(三角関数を使えば出来るらしいがオレには無理)答えが出ない。
黄色のサス設定をして思ったが、9/20に書いた「ペースを上げるとブレーキリリースした瞬間にフロントが若干インに切れ込む」症状も、当初考えてたトレールの変更でなくても、黄色の様に油面調整(プリでは無理だった)で解消されるかもしれないし、リア周りの設定で解決できるかもしれない。
で、次に左側の全然形が似ても似つかない物を作ったのだが、何を思ったのか、ただ寸法だけを気にしてホイールトラベルやレバー比等をまったく考えなかったんで、まさに「やっちまった仕様」組んで速攻ボツ。
そこから、今の形にしたのだがそれでもしっかり曲れるか不安だったので、その時に仕様違いの右側を一緒に製作した。
赤いスプリングは2つ特注した内の1つで、今着いてるスプリングの仕様違い。
1から足回りを作って、ちゃんと機能させるのはホントに難しい・・・けど、やり出すとハマルのだ。
オフ車も含めてスポーツバイクを作るメーカーってホントにすごいと改めて思う。
明日は定休日、ブログも休み。
水泳コーチの日。
極々単純に考えて下さい。
インに切れ込んでしまうのはトレールセンターが合っていないせいであります。
ブレーキリリースと言うのは私感に頼るところが多いので私の感性で一概に言える処では無いのですがインに切れ込むのはトレールセンターが前に寄り過ぎているか・・・或いはブレーキングで手前に来たトレールセンターがリリースした瞬間に戻りすぎて(前に行き過ぎて)切れ込んでしまうのではないのでしょうか?
対処として考えられるのは
油面を下げる・オイルの粘度を上げる・スプリングを柔らかい物に換える
でしょう。
試してみて下さい。
ご指摘をしっかり理解する為に、お勉強用の本を見ながら、ちゃんと絵に描いてみました。(笑)
いずれにしても、シェイクダウン出来るまでにはまだ時間が掛かりそうなので、引出しの一つにします。
しかし、サスセッティングは一回設定して走って、次回は最短でも一週間は空けるので、一回、一回でマメにメモって置かないと(記憶もあいまいなので)ドツボに嵌りますね。
本来ならば道具一式持って行くのが理想なんでしょうけど・・・。