よくあるハーレー用ステンレスマフラーは、1.6mm厚の403ステンレス(磁石がくっつく錆びるヤツ)だから重いのだ。
アルミサイレンサーはアルミ5052板から「ヨシムラトライオーバル」をパクッて、じゃぁ、オレは「オーバルメガホン」だと言いながら作った。サイレンサー完成とほぼ同時にヨシムラから隼用の「トライオーバルメガホン」が発表された。
型紙から切り抜いて、三角形にしたものの、型紙の裏表を間違えて右出しのはずが左出しになって気合で修正。「重低音で静か」にさせるつもりが「高音の爆音」でがっかり。せっかく作ったんでそのまま付けて乗っていたが、結局このマフラー、峠で国産レプリカと遊んでたらエキパイ擦ったんで、今の形に近い物に作り変えた。
が、今度は抜けが悪すぎて低速はトルクが太ったものの上が回らず、おまけに考えて作ったつもりのエキパイもバンク角浅くて一発でボツ。
ハーレーにありがちな車体の真ん中にマフラー通すのは、右足を付く時に邪魔(車高が高いのと足の長さ)、エキパイが等長に出来ないなどの理由とデザイン的にも×、でエキパイは前から入れて腹の下にマフラーと言うビューエルと同じ方法を選択。
テールパイプは輪切りの溶接で作ったけど個人的には曲げの方がカッコイイと思う。
サイレンサーはドカ900SSの純正を加工。最終的な性能はたぶん「完璧」。
今までの「オーバルメガホン」より低速のトルクは増え、上までキッチリ回る、使いやすいエンジン特性になって、今更ながらマフラーの効果はスゴイと実感。もちろんバンク角も確保。
命名「Rise管」
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おとといと同じ、やっぱり肘だと確認。来週からフォーム修正をメイン。