比重や膨張とかも

Rise

2010年06月06日 22:23

昨日と変化のない画像だが、今日はフラッシュを使った。
昨日も書いたが最後の行程を残してこれで90%完成したので、最後のお披露目。


ただ「ドライカーボンにした」と言うのも頭が悪そうなので、比重や膨張について書いてみる。

とりあえず、鉄の比重が7.8、アルミが2.8、チタンが4.6、ドライカーボンが1.65。

線膨張係数で見ると鉄が12、アルミが24、チタン8.2、ドライカーボンが0.2とか。

せっかくカーボンプッシュロッドを作って、ただ「軽量」と言うのでは芸が無いので少し掘り下げる。

鉄のプッシュロッドを基準にするとそれぞれ、

アルミ
重量は1/3だが伸びる量は倍

チタン
重量は半分だが伸びる量は2/3

ドライカーボン
重量は1/5だが伸びる量は1/60

と大雑把だがこんな感じ。

プッシュロッドに使う事限定で言えば、
絶対的にドライカーボンに軍配が上がる。

問題はそんなところに使って「大丈夫?」と言う事で、こんな質問はウチに遊びに来た人みんなから出る言葉なので、

「そんなもんオレだってわかんねぇーよっ!!」

と言う返事をしといた。

その昔、日産OHVエンジンA12だって「TSサニー」の時は使ってたし、10000rpmも回してたし・・・。


と言う事で結論としては「やってみなけりゃわからん」のだ。


「カーボンプッシュロッドのネタ」は一応、今日で終り・・・のつもり。