クランクケース内圧
巷で噂のクランクケース内圧コントロールバルブ。
やたらと名前が長いが、要するに「クランクケース内を負圧にする」のが目的のワンウェイバルブ。
4,5年前からいろいろ実験も兼ねて製作したり、いろいろな種類を取り付けた。
ピストンから下の部分の圧を下げる為(ブローバイホースから外気を吸わせない)にワンウェイバルブで制御する。
ボアとストローク(排気量)に対してのクランクケース側の容量でこのワンウェイバルブが有効かどうかが決まる。
今時の並列4気筒の場合、クランクケースの構造的な事もありピストンの上下が2気筒ずつ言って来いになるんであまり体感は出来ないようだ。
ところがV4へ取り付けると回転の落ちや吹け上がりエンジンブレーキの違いが体感できる。調子に乗って店のGS125へも着けたがこれはまったく体感できなかった。
体感できるエンジンはビックシングル、ビックツイン、V4あたりに有効。
試してはいないがおそらくトライアンフやW650のようなバーチカルツインにもいけるハズ。
ここでたまには仕事をしてみる。
一応、これは汎用なんで車種は選ばない。
組み立て式なので、分解できてゴム製のアンブレラバルブも交換が出来る優れ物。
ホース差込外径は10mm、内径8mm。
大きさは全長75mm、直径32mm。
外観はキラキラと綺麗なメッキ仕上げ。
気になるお値段はどこぞの高級品とはちがって激安の税込み6300円也・・・興味がある人はどうぞお試しあれ。
現在3個在庫有り。
明日に続く。