板金道具
今回、アルミタンク製作に使った道具はこれだけ。
これに
1750円も掛けて自作した「なんちゃってイングリッシュホイール」が加わる。
板金ハンマーとドーリーは工具の安売り「ストーレート」。
しいて言えばこれに木ハンマーがあればもう少し作業がはかどった。
本気のイングリッシュホイールやプラニシングハンマー、ストレッチャー&シュリンカーなんかは、タンクやフェンダーの製作専門で無い所には邪魔なだけ(本音はあったら楽できて良いなぁと思っている・・・)なんで要らない。(実は欲しいけど買えない)
それってどんな道具?って言う人はこれ見て、
http://www.eckold.co.jp/top.htm
そもそもこの道具達は日本に入ってくるのがすごく遅かったようだ。
と、言うのは「敗戦国」の為、「零式戦闘機」なんて言う高性能飛行機を作った国にこんな道具を与えたら、いつかまたアメリカを襲ってくるやもしれんと言う事で日本には入って来なかった・・・らしい。
超超ジュラルミンA7075は零戦の機体の鋼板。住友金属が開発した鉄とほぼ同強度のアルミだったが敗戦した事でアメリカに獲られちゃった。
確かA7075のAはアメリカのA、日本名は何だったか忘れたが何とかって言ってた。
7N01は日本のNだったと思う。
元々、真面目で器用な日本人はハンマーだけでも綺麗に板金しちゃうのだ、効率は悪いけど。
だから、逆を言えばこの道具が一式揃ってるとこはどんな形のタンクやフェンダーでもすぐ作れるのだ。