クランク2
昨日の続き。
手に持って解る位だから相当だと思い計量すると、
ノーマル
フロントバンク側 595g リアバンク側 746g
S&S
フロントバンク側 644g リアバンク側 810g
+49g +64g 合計 +113g
なんだコレ、こんなに重い・・・。
NEWコンロッドとノーマルを比較すると、強化コンロッドと言ってもただ、全体的に厚くしただけと言う感じ。
これをそのまま組んで「オレのは強化コンロッドが入ってるぜ」とか言うのは恥ずかしい。
で、コレを加工する訳だがまず最初に軽量化からだ。
とにかく大胆部よりも小端部はどうしても重量を落としたいから、出来るだけ強度が落ちない部分を削って最終的に全体でフロントバンク -41g リアバンク -24gで合計65gの減量だ。
ただ削るだけでなく、小端部はF,Rと同じ重量にした。
残りの重量差48gの最終的な調整はクランクのバランス取りの時に再度煮詰める。
同時にオイル穴も見直した。
鏡面仕上げは応力集中を防止して破断に対して強くなるのと少しでもオイル落ちを良くする加工。
「バイクを造って走らせて遊ぶ。」が趣味だからこんな面倒な事が出来るんで、
もし、この作業をショップにお願いするなら「H断面コンロッドを購入する」方が安い。
今後、今以上のポテンシャルアップを図る事も有り得るんで今の内にやっておく。
ホントかどうか知らないが、このS&S製のコンロッドが静岡県の西部地区で作られてるらしい・・・。
左がS&Sのクランクピンで右が純正。オイル穴の数と大きさが違う。