磨耗
燃焼室側。カーボンもうっすら載っている程度で思っていたより少ない。走行距離やハーレーと言う事から考えれば上出来。
右側の排気バルブが白く写っているが、実際はもう少し黄色がかってる。
ワイセコのピストンピン。
一見、表面は綺麗だがコンロッド小短部に入る部分が磨耗している。指で触って解る位。
ピストンは10.5対1ハイコンプ。EV46カム、S&Sキャブレターで、後輪で75ps。点火は最初、スクリーミンイーグルのモジュールだったが、ピストン換えたら5000rpmで失火するんで、試しにダイナSを入れたら失火+ノッキングになったんで速攻でボツ。
最終的にダイナ2000で○。
5,6年前にカムを変更(EV59)したが馬力計測はしてない。
ちなみにEVOでキャブ、マフラー交換で55psぐらい。 ツインカムを1550cc、キャブ、マフラーで85ps行かないぐらい。ホントはショベルやパンで測って見たい。
こっちはロッカーアームのバルブステム側。黒い部分は虫食い状。ステムとの接触面は磨耗して段付き。
虫食いは3本、磨耗は4本全部だった。
オイルはSUNOCO化学合成油の15W-50、レブテック、ワコーズ2種類、純正と使ったが今の所コレに落ち着いてる。
XLだとエンジン始動時にタペット音が出る。理由はオイルラインの構造上の物なので、XLは実験的にこの車両にしか入れていない。いずれ、XLのオイルラインを見直しする予定。
5速80Km/h巡航から(ショベルなら4速)ゆっくりスロットルを開けて加速始めた時に、エンジンから「カリカリカリ」って音がしたら点火系の見直しをした方が良いと思う。(ツインカムやEVOは特に)
「ハーレーはこんなもん。」とか言っちゃう人は×。